「冠の行事」初節句とは?意味や風習、お祝いの相場などの知識を

初節句とは?

子どもが生まれたらさまざまな行事が楽しみになるという人は多いでしょう。そのような行事の1つには初節句が挙げられます。これは生まれた赤ちゃんにとって初めての節句のことです。ただしまだ生後21日を経過していない場合には、翌年の節句を初とすることもあるようです。男の子は5月5日、女の子の場合は3月3日にそれぞれ五月人形や雛人形を飾ってお祝いをします。現代では赤ちゃんの祖父母を招待してお祝いすることが多いです。

初節句のマナーは?

初節句のときにはひな人形や五月人形を飾りますが、一般的には赤ちゃんの母親側の実家が購入することが多いです。しかし地域によって考え方が違うことも多いので注意が必要でしょう。同居をしない核家族が多い現代では、両家で折半することも多いです。また家族や近い親族であればお祝い金やプレゼントを贈ったりすることも多くあります。そしてお祝いを頂いたら相手を自宅に招待をしたり、遠方に住んでいる場合には子どもの写真を送ったりします。

 

お祝いの金額の相場は?

初節句を迎えた赤ちゃんが身近にいる場合には、お祝いをおくりましょう。もちろん必ずしもしなくてはならないというものではなく、費用も決まりがあるわけではありません。もし人形の購入代金を出す場合には10万円以上になることもありますが、金額は話し合って決めるのが一般的です。また甥っ子や姪っ子の場合には、5千円から1万円程度が相場となっています。のし袋には、紅白の蝶結びの水引が描かれた袋を選ぶことが大切です。