介護老人保健施設とは?

65歳を超えた高齢者において住み慣れた家で過ごしたいというニーズが増えている事から、そのニーズにこたえるために需要が増えているのが介護老人保健施設です。介護老人保健施設とは様々な機能が衰える65歳以上の年齢に達したときに、実際に機能障害を患ったときに宿泊をしながらリハビリをするのが目的になります。入所期間が最高で6か月と決められていて、その間は施設にいる外部の医療施設との連携により緊急の容体悪化に対して対応してくれるのです。そうした安全面で充実した環境下で、リハビリ専門員と介護士と生活をしながら元の生活が出来る能力を戻していきます。

入居条件や費用は?

介護老人保健施設の入所条件としては、心身が衰え始める65歳になり要介護1以上の高齢者と定められていのが条件になります。この要介護1というのは、筋肉の衰えや骨粗鬆症そして病気の後遺症で立ち上がりや歩行に不安定さがみられたり排泄や入浴などに部分的な介助が必要と医師に判断された人が該当します。ただ65歳以上で要介護認定1が条件と言いましたが、条件に達していない年齢でも病気の後遺症で要介護認定1と認定され部分介助が必要な場合には入所することができるのです。入所するための費用としては、食事代と宿泊費と介護サービス日込みで月額10万円から20万円が相場になっています。

サービスは?

介護老人保険施設で行われるサービスはリハビリと生活介助そして医師による健康管理の3種類で構成されています。65歳という年齢を超えると、心身の衰えによって突発的に症状を崩すリスクがあるので常駐もしくは外部委託の医療機関から派遣された医師が、毎朝と就寝する前に健康診断を行ってくれます。次に介護士が支障によってできなくなってしまったことを、完全補助するのではなく出来る範囲は自身で行ってもらいそれ以外の部分を補助します。そしてご飯とトイレ時間を含めた休憩時間以外は、先に言ったとおりに介護老人保険施設は在宅で過ごしてもらえることを目的にしているのでリハビリを行うのです。リハビリは集団で同じ運動をすることから始めて、その後個別で状態に合わせた回復運動を30分を目安に行います。

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