どんな準備が必要?

登山をしているときには、代謝が良くなり程よく汗をかいて暑さを感じるようになります。ただ、休憩していると体温は元の状態に戻ると同時に汗冷えが起こりやすくなるため、汗冷え対策は欠かすことができません。防風性や保温性、そして防水性などの性能を持つアウターを選ぶ、天候などの状況に応じて重ね着を増やしたり減らせるように服装を選ぶことが大切です。また、シニアの登山のときには、杖を持ち歩くことで登りや下りに関係なくサポートしやすくなります。杖といっても普段使うようなものでなく、スキーのストックのようなものを登山店に出掛けたときに購入するのがおすすめです。

初心者向のオススメの山は?

登山が初めての人におすすめの山は、まず整備が行き届いている場所を選ぶことがポイントです。尾瀬などはしっかり整備が行われていますし、適度なアップダウンがあるので初めての人に最適です。また、東京近郊であれば高尾山や丹沢などがおすすめです。高尾山は整備が行き届いていると像時にケーブルカーもあるので、行きは登山を楽しみ、帰りはケーブルカーを使って下山などのプランもおすすめです。ちなみに、尾瀬などの場合は東京から直通バスもあるので、アクセスにも便利な初心者に最適な山、高尾山や丹沢などは日帰りで楽しめます。

楽しむための安全なポイントは?

山歩きをするときには、天候に注意をすることでガスなどが周囲を覆うようになったときには、行動をやめて待機するようにしましょう。梯子や鎖場などのような足場が悪い場所がルート上にあるときには、慎重に行動することが大切です。梯子の場合は、梯子側に向いて上り下りを行い、常に3点確保を心掛けます。山の日暮れは早いといわれており、山小屋泊りのときには遅くとも午後3時には山小屋に到着できるようにスケジュールを組むことが安全確保に繋がります。なお、夏山登山では落雷にも注意が大切、お昼を過ぎると雷の発生が多くなるので午前中に行動するのがおすすめです。