高齢者・一人暮らしの見守りサービスとは？

離れて暮らしている家族への心配は尽きません。しかし、仕事などの理由で一緒に生活できない家族を常に気遣っていては日々の生活が落ち着きません。そこで、自分に代わって離れて暮らしている両親などの様子を確認、連絡をしてくれるのは「見守りサービス」です。一人暮らし・高齢の家族に何か困ったことがあったときや、変化があったときにはすぐに知らせてくれ、素早い対処を可能にします。家族がたがいの距離を置きつつ心配事を減らしてくれます。

見守りサービスの種類は？

一般的には、ウェブカメラなどを設置して一人暮らしの部屋の中を定点観測するケースが多いですが、プライバシーを重視する高齢者の方には必ずしも受け入れられない場合もあります。そこで、一日に一度、ボタンを押すことで安否を確認する、携帯電話に応答することで状態を知らせる、カメラの呼びかけに答える、湯沸かし器などの日常的な機器の作動を通して「無事」を知らせるなどの様々な形のサービスが準備されています。一つのやり方の拘泥せず、根気よく探すことが大切です。

緊急時の対応がPOINT！ライフスタイルに合わせた選択を

見守りサービスを利用するにあたっては、見守る対象となる一人暮らしの方、高齢者の方の状態がポイントとなります。お一人で何ができるのか、何ができないのかを事前に良く確認をしてサービス提供者とのコンセンサスを得ておく必要があります。予想できるリスクを予め想定しておけば、不測の事態に陥る危険が減るからです。安全、確実な見守りを実施してもらうためには依頼するこちら側も、高齢者の状態についてきちんと情報を得るようにしましょう。