振り込め詐欺とは?

振り込め詐欺は2000年以後に急速に拡大している詐欺の一つです。振り込め詐欺は名前の通り、お金を振り込むように電話や郵便物を通して働きかける詐欺です。この振り込め詐欺は実に高度化しており、官公庁関係者や知人、家族等を装ってお金を詐欺業者の口座になんとか振り込ませようとしてきます。振り込め詐欺に対する対策は全国的に行われているものの、実に詐欺業者の数が多いだけでなく、被害者の無知も手伝って、未だに衰える気配もありません。何よりもこのタイプの詐欺は簡単か被害額が多いので、実に犯罪者にとっても取り組みやすいのが特徴です。

よくある手口は?

振り込め詐欺の手口は実に千差万別です。よくあるのが家族を装って被害者にお金を振り込ませるものであり、「ケガをしてしまった」「捕まってしまった」といったような口実で、被害者に「なんとかしなければ」と思わせてお金を振り込まさせるのが常套手段です。基本的に被害者は老人が多いですが、これはこの年齢層は認知力が一般的に劣っていることも関係しています。また、手口も実に高度化しており、最初の数回の電話で信頼関係を構築した後に、急に「お金を振り込んでほしい」と持ちかけてくる振り込め詐欺もあります。中々型にはめづらいのが最大の特徴かもしれません。

最近、流行っている手口は?

最近流行っているのが官公庁関係者を装った詐欺です。特にコロナウイルスに伴う補助金に絡んだ詐欺が多くなっています。官公庁関係者を装った手口は実に巧妙であり、電話番号も偽装してくる程に手が込んでるのが特徴。詐欺グループ内でマニュアルも完備されており、どのように話をもっていけば良いかも整備されています。こうした官公庁を装った詐欺は実に増えているだけでなく成功率も高いのが特徴です。実際に補助金付与等に絡んで官公庁から電話が来ることも多いこともあり、ますます対策がしづらくなっています。警察もこうした新種の詐欺に対して警戒感を強めているくらいです。