始め方は?

シニアと呼ばれる年代になってから新しいことを始めるのは勇気がいるものです。そのような不安があってなかなか趣味を広げられない方は、俳句を趣味として初めて見るのがおすすめです。俳句は基本的には費用を掛けずに始められます。まずは取り掛かってみて、楽しめるかどうかを確かめていくとよいでしょう。普段のちょっとした風景もよりしっかり感じるようになりますし、語彙も増えます。これまでの人生経験も活かすことが出来ますし、体が不自由になっても楽しみ続けられる趣味です。まずは自分の気になったことを俳句の形であらわしてみることから始めてみましょう。

費用は?

俳句は基本的には費用は掛かりません。頭の中で言葉を考え組み合わせていくことがメインとなるからです。書きとめるためのノートやメモ帳、書くためのペンなどがあれば始められます。俳句では季語も重要になってきますから、季語が掲載されている季語辞典や歳時記といったものを購入すると便利です。1000円から2000円の範囲内でも販売されていますから、まずはそういった安価なものを使い、必要に応じてさらに高価な物へと変えて行けばよいでしょう。教室やグループなどに参加すると、それにまつわる費用なども掛かってきます。自分の状況に合わせて楽しんでいきましょう。

仲間を広げるために

俳句は一人でも楽しむことが出来る趣味ではありますが、やはり多くの人に見てもらい、意見を貰う事で上達していけます。同じ俳句を楽しむ仲間作りをするのがおすすめです。教室やグループに入ることはそのために必要です。ある程度時間とお金に余裕がある方は参加を検討してみましょう。地域の公民館などで行われている集まりであればそれほど費用を掛けずに参加できます。シニアになるとなかなか新しい仲間は作りにくくなってしまうものですが、同じことに取り組んでいるといった意識を持てることで仲が深まりやすくなります。ぜひ俳句を生かして仲間を広げていきましょう。