介護靴(介護シューズ)って?おしゃれ・マジックテープについて

介護靴(介護シューズ)とは

介護靴または介護シューズと呼ばれる履物は、急な病気やケガなどで動くことが困難となった方に向けて開発された着脱がしやすい構造となっています。最近では加齢に伴い身体機能の低下によって膝関節の弾力性が失われ、痛みや足首が硬くなるなど歩きにくい状態になる方にも適しており、つま先があがりにくくなりつまずきやすくなる高齢者に対応したデザインになっていることも特徴の一つです。
他にも幅が広めで軽く、底が滑らない作りになっているので高齢の方や病気療養中の方でも安全に履ける靴となっています。

介護靴(介護シューズ)の目的と特徴

介護靴を利用する目的は利用者によって異なり、加齢による歩行の変化に対応した靴を必要としている人や、合わない靴による足のトラブルを防止するために利用されています。他にも半身麻痺やむくみ、装具着用にも対応しており体が自由に動かせなくても履きやすい柔らかい素材や、マジックテープで着脱ができるようになっています。病院内でリハビリを行う際にも介護靴は使用されており、体に不自由を感じている方に向けて負担を感じずに歩ける作りです。
介護靴には外出用と室内用の2種類があり、室内用は柔らかで伸縮性のある素材を利用していたり、加齢により足先が冷えてしまうのを防ぐ保温効果があることも特徴となっています。

介護靴(介護シューズ)の選び方

実際に介護靴を選ぶ際のポイントとは、外出用の靴を選ぶなら撥水加工がされているタイプを選ぶことがおすすめです。雨の日や路面が濡れていると、歩く時に足があまり上がらなくなります。日頃から引きずったようなあるき方をしていると水たまりをうまく避けることが出来ず、水が染みやすくなってしまう恐れがあります。そこで撥水加工がされている介護靴を利用すると安心です。
介護靴は片足だけサイズ違いで購入が可能なので、病気で片足だけ大きくむくんでしまう場合や、装具着用を行っている方で左右のサイズが異なってしまうなら、取り扱いしているショップでサイズ違いが購入できるか問い合わせを行うことをおすすめします。