「婚の行事」結婚式招待状の返信についてのマナー

返信ハガキの書き方のマナー

晴れの行事である結婚式に関わることは、様々なマナーがあります。招待状の返信ハガキの返し方にも失礼がないことはもちろんのこと、何よりもお祝いの気持ちが伝わる書き方が大切です。昨今では結婚式の招待状自体の形式が簡略化されていたり、若い世代の感覚に合わせた気軽なパターンのものも増えています。形式に関わらず、どんなことが不祝儀になるのか知っておけば、招待してくれた人へ失礼なことをしてお祝いムードを壊してしまう心配もなくなります。

出席の場合のメッセージについて

出席できる場合の一番のマナーは素早く返事をすることです。喜んで出席します、という意思を表すことができます。また、一言お祝いの言葉を添えておくとよりお祝いの気持ちが伝わります。手書きで文章を記入する際には、あえて句読点をつけません。句読点はおめでたいことに区切りをつけることになるため、結婚式の招待状には記入しないことがマナーです。
自身への敬称部分などは定規を使って二重線で消します。この際に、寿という文字で上書きする消し方もあります。

欠席の場合のメッセージについて

残念ながら式に出られない時の返信マナーは、招待状が届いてからすぐに返事をしないことです。目安として1週間ほど時間をおいてから欠席の返信をします。あまりに早く欠席の返事をすると、全く行く気がなく興味がありませんといった悪い印象を与えてしまいます。出来るだけ丁寧にお詫びの言葉を添えて返信すると良いでしょう。その際も句読点をつけずに改行して、欠席のお詫びとお祝いの気持ちを数行分で綴ると気持ちが伝わりやすくなります。
欠席の場合も、敬称部分を消したり主催者の宛先を手直しするのは出席時と同様です。