高齢者(シニア)の靴下の悩みは?

締め付けがきつい靴下の悩み

高齢者の靴下の悩みとして、締め付けがきつ過ぎるというものがあります。きついと血流が悪くなり、血行不良に陥って冷えの症状が出てしまいます。元々年齢を重ねると冷え症に悩む人が増えますので、靴下によって締め付けてはいけません。すこしゆったりとしたものを選ぶようにして、血流を妨げないことを考えるべきです。また、締め付けると皮膚に食い込んで痛みが出ることもあります。少しでも痛みを感じたら、きつ過ぎる証拠です。

転倒防止の靴下を必要性

病気や体力の衰え、服薬による影響によって高齢者になると転倒しやすくなりますが、転倒すると回復することが難しく、寝たきりになってしまう可能性があります。転倒は靴下でも予防でき、つま先が反り返るタイプを選ぶことが大切です。なぜつま先の反り返っているものが良いのかというと、高齢者は足が上がりにくくなっていてすり足になるからです。すり足になると多少の段差でもつまずきますが、反り返っていると歩き出しもスムーズになります。

介護で靴下を履かせるのが大変な方へ

介護をしていて靴下を履かせるのが大変な場合には、履き口がゆったりとしていてゴムが無いものを選ぶとスムーズにできます。一番苦労するのは足を入れる時であり、履き口が狭くなっているとなかなか入りません。しかも、履いた後も血流が滞って痛みが出たり冷えに悩まされることがありますので、身体にも良くない影響があります。広めのゆったりとした履き口の靴下にすると時間をかけずに履くことができますし、窮屈に感じず快適です。