視覚障害者用読書器(拡大読書器)とは?

拡大読書器とは?どんな人が使うのか?

拡大読書器を使用する人は、弱視や低視力といった視覚に何らかの障害を持つ人達です。拡大読書器を使用することでその見えづらさを緩和し、読み書きを支援することが可能となります。大切な書類等もこれを使えば人に頼ることなく自分で読むことが出来るため、視覚に障害があっても他の人と同じように新聞や本や写真が楽しめます持ち運びが簡単な携帯型もあるので多くの視覚障害者の人達の精神的なストレスを軽減し、楽しんでもらうことが実現出来ています。

拡大読書器の種類について

拡大読書器にはいくつかの種類があります。一般的に利用されているのがテーブル移動式のものでXYテーブルを動かして読み進めるものです。ちょっとしたスペースが必要ですが、読み書きが可能なのでじっくりと向かいあうことが出来ます。スキャナー式の拡大読書器は、カメラ部分を手に持ってなぞるようにして使用することが出来ます。携帯用のものはカメラとモニターが一体化しているので、持ち歩きに大変便利です。バッテリーが付いていて充電式となります。

 

日常生活用具給付制度について

拡大読書器は決して安い物ではありませんが、日常生活用具給付制度を受ければ機器の購入を公費で女性してもらうことが可能となります。この制度は障碍者が日常生活を自立して、且つ円滑に行うのに必要な器具の購入を助成するシステムです。給付の決定については、各市区町村によって行われますが申請するためには障害者手帳が必要となります。また、給付の決定は住んでいる場所によって異なる場合があることも覚えておくと良いでしょう。